長崎県壱岐島　壱岐の蔵酒造の定番商品です。壱岐の大麦、米麹、仕込み水、減圧蒸留で造らています。シェリー酒の古樽で５年以上熟成させた琥珀色の麦焼酎です。樽のバニラ香と麦の芳醇な香り、マイルドで深い味わいが楽しめます。ウィスキーがお好きな方にもおすすめです。

容量：720ml（四合）
度数：２５度　原料：大麦
おすすめ割り方：ロック、水割り、お湯割り

【蔵のご紹介】
◆壱岐◆
九州地方の玄界灘に浮かぶ南北17km、東西14kmの小さな島、壱岐。３世紀末に記された中国の歴史書「魏志倭人伝」にも記されており、日本と大陸を結ぶ架け橋として栄えてきました。古来より稲作が盛んで、豊富な穀物と良質な地下水を原料に清酒文化が発展し、多くの農家ではどぶろくが造られていました。どこまでも透き通る青い海とおおらかな自然に恵まれ、壱岐牛や数々の海の幸など、この小さな島にはたくさんの魅力があり”夢の島”とも呼ばれています。

１６世紀に大陸から蒸留技術が伝わり、１７世紀ころには重い重税により、島民は米ではなく麦を主食としていました。その余った麦を蒸留した焼酎と米麹を融合させたのが壱岐焼酎の原型です。日本独自の酒造りの特徴である米麹を使用し、それが現在もほとんどの焼酎に使われています。
1995年にWTO（世界貿易機関）の「地理的表示」の産地指定を受け、壱岐焼酎は世界に認められている蒸留酒です。

今まで受け継がれてきた伝統や技法を守りながら、減圧蒸留、花酵母仕込みなど新しい試みも行い、壱岐焼酎のおいしさを追求している壱岐の蔵酒造です。