鹿児島県 国分酒造の限定商品です。百年昔の芋｢蔓無源氏｣を使った焼酎です。「蔓無源氏」は明治40年に発見され、大正時代から昭和初期までは鹿児島で一般に作られていたさつまいもです。｢蔓無源氏｣は、戦争を機に、収量や形状に勝る他の芋に取って代わられ、昭和40年頃から絶滅状態になります。国分酒造は、平成15年に苗を入手し、霧島市の農家・谷山秀時さんに「蔓無源氏」を復活してもらいました。現在でも本格的に栽培しているのは、全国でも谷山さん一人です。品種改良されていないため、現在の土壌では、栽培するのがなかなか難しい芋です。
甘味が強くねっとりした芋なので、焼酎「蔓無源氏」も甘味と濃い味わいが特徴です。蒸留後も、２年から３年熟成させているので、濃く深い味わいが楽しめます。

容量：1800ml（一升）
度数：２６度　原料：蔓無源氏
おすすめ割り方：お湯割り、前割り

【蔵のご紹介】
業界初のいも麹で仕込んだ「100%いも焼酎」造りや、大正時代に存在した芋「蔓無源氏」での造り、香りが特徴的な酵母の研究など、業界を牽引し続けている蔵です。代表銘柄が多く、限定商品もありますが、常に焼酎に熱心で、一方でとても温かみのある蔵です。